電子工作の作業台リファレンス
作業台で何度も計算し直す四つについて、式と出典を並べます。ブラックボックスを信じるのではなく、自分で検算するためのものです。
配線幅
出典: IPC-2221
A = ( I / (k · ΔT^0.44) )^(1/0.725) → W = A / (t · 1.378)
A は断面積(mil²)、I は電流(A)、ΔT は許容温度上昇(°C)、k は外層 0.048・内層 0.024。t は銅箔厚(oz)で、1 oz ≈ 1.378 mil。これは IPC-2221 の従来推定式です。層構成と製造条件で検証し、量産前には IPC-2152 を参照してください。
電圧降下
出典: オームの法則
V_drop = I · R_path V_delivered = V_supply − V_drop
抵抗損は I²·R。電圧保持率は V_delivered / V_supply。R_path は導体の往復抵抗の合計です。
抵抗分圧
出典: オームの法則
V_out = V_in · R2 / (R1 + R2)
負荷電流が分圧電流に比べて十分小さい場合に成り立ちます。出力インピーダンスは R1 ∥ R2。
抵抗のカラーコード
出典: IEC 60062
4本:d1 d2 × 乗数 ± 許容差 5/6本:d1 d2 d3 × 乗数 ± 許容差(+ 温度係数)
乗数帯は10のべき乗。金は ×0.1、銀は ×0.01。6本目は温度係数(ppm/K)です。